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第三章 第1話 アリシア、モンスターに遭遇する

مؤلف: 奇蹟あい
last update تاريخ النشر: 2026-07-09 22:33:26

「親方、ここ……ですか?」

「おう、ここのオーナーとはちと交流があるんだわ」

 親方に連れられていった先。そこには立派な料理店があった。……いや、ここってホントに料理店なの? 宮殿かなにかの間違いでは?

 紫禁城や首里城を思わせるような美しい門がわたしたちを出迎えていた。赤をベースにした立派な柱に、金や銀のドラゴンが絡みついている。

「高級店っぽい店構えですね……。何料理のお店なんですか?」

「さあ、俺は食ったことねぇしわかんね~。でも貴族様たちが集まる店だってことは聞いてるぜ」

 親方が良い顔で親指を立てる。

 まあ、そうか。平民が入れるような店じゃないよっていうのは見た目のまんまみたい。

 でもさあ、格式ばったお店だと、ローラーシューズで配膳させてもらえないかもねー。もうちょっと庶民寄りのお店のほうがありがたいけど、貴族が行く店と平民が行く店がきっぱり分かれているとこうなっちゃうかー。

「アポなしだから、ちょっと裏口から入って話せにゃならん。いくぞ」

「はい、お願いします!」

 わたしたちは正殿の門を迂回し、裏門の従業員通用口みたいなところに向かった。

 親方が門の前にいる従業員
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